日本マンドリン連盟東北支部主催でイタリアのマンドリン合奏団「ジーノ・ネリ・マンドリンアンサンブル」との合同演奏
会が 2004年8月26日(木)18:30より、仙台市青年文化センターコンサートホールにて開催され、好評を博しました。
祝辞および挨拶 演奏会のプログラム 出演者と実行委員 サイトマップへ
1 . Serenata galante op.387 Amadeo Amadei
(優雅なセレナータ)
2. Serenata Giorgio Miceli
(セレナータ) (rid.Jiro Nakano)
3 . Sogno lontano! ― lntermezzo Giuseppe Manente
(過ぎし日の思い出) (rid.Jiro Nakano)
4 . Canta Sirena − Canzone Napoletana antiche rid. Goro Takahashi
(シレーナの唄)
Direttore(指揮) Stefano Squarzina
1 . CONCERTO in Sol maggiore “Alla rustica” Antonio
vivaldi
(協奏曲ト長調“アッラ・ルスティカ(田園風)”) (rid.Stefano Squarzina)
Vivace − Adagio − Allegro
2 . DREAMTIME per Orchestra a plettro Annette Kruisbrink
(マンドリンオーケストラのための“ドリームタイム”)
3 . PICCOLO MONDO ANTICO Stefano Squarzina
―Suite di Danze rinascimentali
(「小さな古代世界」〜ルネッサンス舞曲による組曲)
I) Intrada − Pavana et Gagliarda (イントラーダーパヴァーヌとガリアルダ)
II) Corteggio delle Dame − Siciliana et Vnlanena
(貴婦人の従者−シチリアーナとヴィラネッラ)
III) Balletto − Saltarello (バレー・サルタレッロ)
IV) Canto dello innamorato − Passacaglia (恋の歌−パッサカリア)
V) Finale − Rondeau (終曲―ロンド)
Direttore(指揮) Stefano Squarzina
1 . SCHERZO in Sol maggiore Gino Neri
dal Quartetto per Archi (strum.Stefano Squarzina)
(スケルツォト長調〜弦楽四重奏曲より)
2 . RISORGIMENTO ITALIANO Sinfonia Giuseppe Anelli
(イタリアの復活)
3 . NOTTE SERENA Contemplazione op. 22 Primo Silvestri
(夜の静寂)
4 . PICCOLI EROI Ouverture in La minore op. 167 Giuseppe Manente
(小英雄)
5 . PRELUDIO SINFONICO per Orchestra a plettro Ugo Bottacchiari
(交響的前奏曲)
Direttore(指揮) Stefano Squarzina
Goro Takahashi
1 . SUITE MEXICANA op. 16 Eduardo Angulo
(メキシコ組曲)
I) Jarabe Colimeno − Allegro moderato
II) Serenata − Lento
III) Huapango Criollo − Allegro molto
IV) Vals − Tempo di Vals Lento
v) Polka − Vivace
2.“Nocturne”〜Ballade for Pianoforte and Mandohn orchestra Jun-ichi
Naito
(ノクターン〜“ピアノとマンドリンオーケストラのためのバラード”より)
Pianista … Yuriko Hirama
リハーサルは順調に進み、もう終了かと思われたとき、突然楽団の空気が変わり何か特別なことを始めようとしています。ここでコンサートマスターがステージ中央に出て何やら説明を始めたのです。幸い会場には通訳の方がいらっしゃって、「これから演奏する曲は、作曲者(指揮者)のスカルツィーナさんが愛する人、1stマンドリンのエレーナ(Elena)さん(後の客席側)に捧げる曲として作曲された」ことを知りました。もちろんわれわれも初めて耳にする曲ですから、これが5楽章形式とも知らず、途中で拍手を入れてしまうことになります。これがC.P.Oとの出会いでした。チルコロ・フローラはこの曲も含め今回の来日で演奏された楽譜を頂戴したのです。
以来、高橋五郎氏はこの曲をチルコロを発信源としてアピールし多くの団体で取り上げてもらう現代曲にしようと幾度と無く演奏を続けているのです。
その甲斐あって、この曲の存在が少しずつ知られるようになっているようです。そこで、作曲者のスカルツィーナさんが仙台でのリハーサルでたった一度だけ演奏を披露された模様を紹介したいと思います。ただし、リハーサルだったので正式録音はしておらず、家庭用ビデオでの映像と音しかありませんが、貴重な記録としてご視聴いただければ幸いです。
ところで、「C.P.O」の意味とは?(当団員:菊地達哉氏の調査結果)
Stefanoさんの彼女がElenaさんであることは上記のとおりですが、“C.P.O”はElenaさんのあだ名をもじっているようです。
Elenaさんが小柄なのでCipollina(チポッリーナ:辞書には「小たまねぎ」と書いてあります。)という愛称が付けられていて、
Gino NeriのメンバーがそれをまたもじってCIPO(チポ)と呼んでいるのだそうです。
そこから“C.P.O”になったのだそうです…。
ビデオ映像:スカルツィーナ指揮 C.P.O ラプソディー 〔62MB〕/512kbps(約64KB/s)以上の通信速度が必要です